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2020年01月26日
令和元年度 多摩東人権啓発活動地域ネットワーク協議会事業「講演と映画の集い」を開催しました
1月26日、くにたち市民芸術小ホールで多摩東人権啓発活動地域ネットワーク協議会事業として「講演と映画の集い」を開催しました。
主催者を代表して永見理夫市長は、「社会には、人権という言葉でくくっただけでは見えてこない問題の実態があります。人権問題は言葉としてではなく、リアリティを持って、その時代に合った考え方を常に反芻はんすうし続けることが求められていると考えています。本事業を見て、聞いて、人権や尊厳、多様性、そしてそこに潜む課題を会場の皆さまも一緒に考えていただきたい」と、本事業の目的を述べました。
イベントの前半では、自閉症、ダウン症、低身長症、LGBTといった「違い」に直面するさまざまな親子や家族のあり方を取り上げたドキュメンタリー映画「いろとりどりの親子」を上映し、後半の講演では、2007年に熊本市の慈恵病院に開設された「こうのとりのゆりかご」の運営において、中心的役割を果たされた元看護師の田尻たじり由貴子氏にご登壇いただきました。
講演と映画を通じて、命の大切さ、多様性を認め合うことなどさまざまな人権問題について、会場にお越しいただいた皆さまと共有することができました。国立市が進めているソーシャルインクルージョンの理念を、より多くの方に理解してもらうための有意義な時間となりました。
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2020年01月18日
「第2回市長と語るタウンミーティング(みんなで考える、くにたちの防災・減災)」を開催しました
1月18日、「みんなで考える、くにたちの防災・減災」と題し、市長と語るタウンミーティングを市役所で開催しました。 雪が舞う寒い日にもかかわらず、多数の方がご参加くださいました。 最初に、「市内で地震などの災害が発生したら、どのような被害が生じるか」を参加者の皆さまにイメージしていただくため、永見理夫(かずお)市長が詳しく解説を行いました。 その後の参加者との意見交換では、次のようなご質問やご意見が出ました。
〈参加者からのご質問およびご意見〉
日ごろから地域で集まって、災害時を想定した訓練を行ったほうがよい。 市内の児童・生徒に、防災に関する校外学習を行ってはどうか? 「防災協力隊」やボランティアを結成し、ふだんからみんなで防災について考えていく。 電動車イスなどを使用している場合、災害などで電気が止まってしまったら、 どうしたらよいか? 災害時に備え、50回分くらいの簡易トイレを用意しておいたほうがよい。 「コミュニティ無線」という手軽な無線機が販売されているので、 市内の自主防災組織や市役所内に日ごろから備えておいてはどうか?
参加者の皆さまからは、予定していた時間が足りなくなるほど多岐にわたる課題やアイデアを伺うことができました。 皆さまからいただいた貴重なご意見は、今後の防災・減災のまちづくりに役立てていきます。
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2020年01月12日
「令和2年国立市消防出初でぞめ式」を挙行しました
1月12日、谷保第三公園で「令和2年国立市消防出初式」を挙行しました。
告辞のなかで永見理夫市長は、「昨年は度重なる台風により、関東地方を中心に大きな被害が発生しました。国立市でも、大雨や強風による住宅への被害があったほか、多摩川河川敷公園が浸水するなどの被害が発生しました。また、今後、首都直下地震や南海トラフ地震の発生も想定されています。災害は、もはや異常事態と考えるのではなく、常に起こりうるものとして心構えをしておくことが求められます。国立市において、各地域の自主防災組織が相互に連携し合って活動されており、消防団の皆さまにおかれましては、生業のかたわら昼夜を問わず、市民の生命・財産を守るために、その重責を担っていただいていることに深く敬意と感謝をいたします。今後も、立川消防署などの関係機関との連携をより一層強化し、安心安全のまちづくりを進めてまいります」と述べました。
当日は、市消防団や自主防災組織、立川消防少年団の入場行進、市立第三中学校による演奏、消防模範演技の一斉放水などを披露しました。また、式の終了後には、はしご車の搭乗体験も実施しました。
寒さの厳しい日にもかかわらず多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。
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2020年01月06日
市職員に向けて年頭のあいさつを行いました
仕事始めとなる1月6日、市役所西側広場で永見理夫(かずお)市長が市職員に向けて年頭のあいさつを行いました。
「あけましておめでとうございます。令和元年を振り返ると、さまざまな仕事がありました。4月に、『国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例』を施行し、5月に、イタリア共和国ルッカ市の市長が国立市にお越しになりました。夏の猛暑や二度の台風があるなかで、旧国立駅舎の再築やJR国立駅北口を整備し、まちづくりを確実に進めました。子どもの分野では、『くにたち子どもの夢・未来事業団』が設立され、待機児対策も進んだ一年となりました。地域包括ケアの分野では、国立市医療計画ができ、市民が安心して地域医療を受けることができる体制も推進しました。市職員の努力によって、国立市政は着実に進みました」と、昨年を振り返りました。
続けて、「今年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、また、旧国立駅舎が帰ってきます。これらを契機にして、スポーツや文化の振興を促すとともに、このまちに賑わいをもたらし、市民が安全で安心して暮らせるまちを市職員と一緒につくっていきたい。そして、市民の方を尊敬し、今年一年を過ごしてもらい、市民のための市政を進めるように取り組んでもらいたい」と、今後の市政についての抱負と訓示を述べました。
職員一同、よりよい市政の発展に向けて、これからも取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2019年12月17日
第8回 雪の華コンサートに参加しました
2019年12月7日、毎年恒例となりました雪の華コンサート(明窓浄机館/富士見通り)に参加してまいりました。どの演奏も素晴らしいものばかりで、忙しなくなりがちな年末の冬の日に、ゆったりとした気持ちになれる空間でございました。