Ⅱ.子どもたちが健やかに成長し、豊かな教育が保障されるまち 「国立市議との懇談会」2/6 | 国立市長永見かずおオフィシャルサイト

Ⅱ.子どもたちが健やかに成長し、豊かな教育が保障されるまち 「国立市議との懇談会」2/6

懇談会メンバー

高柳きみよ 市議 >> ウェブサイトはこちら

石井めぐみ 市議 >> ウェブサイトはこちら

青木じゅんこ 市議 >> ウェブサイトはこちら

永見かずお国立市長

では続きまして、子どもたちが健やかに成長し、豊かな教育が保障されるまちくにたちの実現に入りたいと思います。

これもっともっとデカくしたいですよね。そのためには場があって機関が出来て、指導する先生方もリードしてしっかり入って頂いて、そうするとやはり矢川プラスが出来て、そこに子ども達が過ごす場が出来て、この前駅前プラザでタウンミーティングをした時、駅周辺に遊び場なんて何もないじゃないかって毎回怒られてて、

お母さんからの要望がありましたね。

あの時凄く良かったなと思うのは、これから駅の両脇に広場を整備する時に、今まで子どもの視点が全く入ってなかったから、そういうような視点も入れていかなきゃいけない。そういう意味ではの子ども達が過ごせる環境の場を駅前と矢川に2大拠点を作っていく、そこで幼児教育プロジェクトで実践されているような事を、保護者と子どもが自分達で実践しあって関係作りあっていくみたいな場があればいいのかなって思いますね。是非これもやりたいなと思います。

私も地域を周ってまして、中区に公園がないので開かれた場所があればというお声もとても頂きます。

本当にその通りですね。いわゆる大正末期のまちづくりってそこら中に雑木林がまだあったわけだから子育ての場というのを意識する必要がなかったんですね。でも今のまちづくり、都市計画からいうとそれはやっぱり補完していかないといけない気はしますよね。

コロナになって特に公園に出て遊ぶという事が凄く大事になってきた気がするんですよね。今まで子ども達が集まっても部屋の中でカードゲームやったりネットやスマホでゲームやったりっていうのが、今は公園とか外の場所だったらみんなで一緒に遊べるので、凄く公園の大事さがコロナの中でまた際立ってきた気がするんですよね。

だから2番目の地域子育て支援施設の整備の問題とセットで、特に中高年の居場所も含めて、矢川プラスには中高年もいられる場を作っていかないといけないし、子育て中の人も安心して寄れる、駅前はおそらく両方になっていくんじゃないかなと思いますけどね。そして両側の空間が子ども達も安心していられる空間になればいいなと思います。

素晴らしいと思います。まちに子どもの声が聞こえるっていい事ですよね。

多世代が過ごせる、様々な活動が学校の施設を使って出来る、地域の行事が出来るような機能を持てるのが夢ですよね。でも出来るはずだからね。色んな事言われてるけど日本の医療体制って凄いなと思いますよね。全員が何らかの形で医療保険制度に入れていて負担が大きくなく高度医療まで関われる。

私達はセーフティーネットがありますからね。

医療費の問題も非常にひっ迫する中でこういうのも着実にやっていかないといけない。

市長が進めて下さったので、これは大きな実績ですよね。

つくづく思うのが、財政力が福祉の差を広げる。

やっぱり子どもの医療費なんかに関しては所得制限を外すと色んな方が国立に住みたいと思って下さるので、そうなると国立の財政そのものが上に上がっていくかもしれないので。

そういう好循環にしていきたいよね。産後ケア事業は3人から聞かせてほしいよ。

産後ケア事業は国立市でも本当に推し進めて頂こうとしてた中コロナになったので、今はちょっと停滞している状況にはありますけれども、確実にこれは進めて頂きたいと思いますが、国立市って産婦人科の医院が1軒しかない状況でして。

市内には助産師さんがたくさんいらっしゃるんです。

ただ助産院がないんだよね。

そうなんです。是非活用して頂きたい。

そこら辺は女性目線で、これも子育て世代の包括支援で、市長会の一昨年の視察が山梨県の県立の産後ケアセンターで、そこで東京が凄く豊かだなと思ったのは県で1か所なんだよ。県が支援して民間が作ってるんですよ。そこを利用するのに各市や町が支援をしてくれてる所は凄く安いんですよ。あるいは無料で使えるんです。ところが財政力のない町の人達は1泊何万って払えないと使えないとかっていう事例もあって、そういう意味では多摩地域はそれぞれがそれなりに財政力あるから、それぞれの市でこういうのを作ってるけどね。市内にある身近な医院さんと一緒に出来るのも推進しましょうね。

やはり近隣市との連携も非常に重要になってくると思いますね。

最後の改築も夢のある学校を作らないとダメで、教育そのものの事を言えば教育環境を豊かに、木のぬくもりがあってゆとりがあるのがいいね。出雲市に行った時木造の校舎を見て来たけど凄いなと思いましたね。是非やりましょう。次の給食センターなんだけど、1000年に一度の水害があって、3mの水が来る時の南部地域の状況ってどういう風に思います?

リアルに想像したら給食センターだけの話ではないですよね。

給食センターは給食センターとして今の用途との中で一致出来る場所を作る、ただし被害を軽減する最善の努力はするけれども、今の給食センターの事を考えれば早期に建てなきゃいけない。問題は3mの水が来るような時は、まずお住まいの方々の家は流されている、高齢者のグループホームが危険になっている、そして事業所はみんな水没してトラックが水没しているっていう大惨事ですよね。その時にどういう風に考えるかっていったら、だからこそそういう水害を想定しながら、ソフトの面の充実も図りながら共存していくまちづくりをどうやってやっていくかが重要で、まずは被災されている家屋だとか住民の方々の支援を全部やって、水引いたってヘドロの山なわけだから、その上でインフラが出来た時に初めて給食っていう問題が出るような発想の中で、いかに1000年に1回の災害と共存しながらまちづくりを進めるか、これなしには考えられないですよね。

そこだけ切り取って考えるのはちょっと違いますもんね。

もう本当に給食以前の話になりますから。それを徐々に改善してやっていく流れの一環の中でこの問題は考えていかないとと思いますけどね。

あの場所に給食センターが建つ事で安心される方もいらっしゃるでしょうし、例えば少し水が出て何軒かの家では食事が作れなくなった時にその給食センターが活用出来るようになるともっと役に立つと思うんです。

それはこれから種蒔いて作っていくわけだから、商業者支援、農業者支援、健康づくり、様々な方面で食を軸に出来たらいいなって思いますね。

元々国立は食のまちって言われてましたもんね。

そんな事で頑張っていきましょうね。保育園も定員数で1355人が1700人近くですから400人近く増やして、待機児童も101人いたのが27人ですからかなり解決したかな。特に0歳は既に定員割れしちゃってるし。これは今非常に悩んでて、今受付をしていて明日からの1週間で受付は終わりなんですけど、前年度と比べると圧倒的に少ない。コロナっていう状況下でやはり出来る事なら育児休暇を長めに取ってでも家庭でっていう方向性、あるいは在宅ワークも出てきているかもしれないけど、これも見てもかなりの部分は解決出来てきたので、幼稚園にも幼児保育体制を進めながら吸収出来る事を進めていく事が可能なのかなとは思いますね。

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